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今、アフリカで起きていること 〜私たちの食や暮らし、税金から考える〜 ―登壇 コスタ・エステバオン氏(モザンビーク・農民連合代表)、渡辺直子氏(日本国際ボランティアセンター)、松平尚也氏(農家ジャーナリスト)ほか 2019.8.31
2019年8月31日(土)13時30分より京都市下京区のキャンパスプラザ京都にて、「今、アフリカで起きていること 〜私たちの食や暮らし、税金から考える〜」が開催された。コスタ・エステバオン氏(モザンビーク・農民連合代表)、渡辺直子氏(日本国際ボランティアセンター)、松平尚也氏(農家ジャーナリスト)らが出席した。
「JICAに人権侵害を訴えても『確認する』と言うだけ。私たちは侮辱されたと言わざるを得ない」 〜モザンビークの農民が緊急来日、日本のODAプロサバンナ事業の問題点が浮き彫りに 2015.7.9
※7月22日テキストを追加しました!
「昨年、日本政府が約束した『丁寧な作業、丁寧な対話』とは裏腹に、状況は悪化した。農民は排除され、人権侵害が生じている。私はモザンビークの農民を代表して来日したが、今回、私たちは侮辱されたと言わざるを得ない」──。
モザンビークの農民組織、UNACのヴィセンテ・アドリアーノ氏は、このように語り、失望の念を隠さなかった。日本のODAで展開するプロサバンナ事業をめぐって、現地で農民への迫害や人権侵害が起きていることをJICA(国際協力機構)に訴えたが、「モザンビーク政府に確認する」という事務的な対応しかされなかったからだ。