「日本の国家主権が根底から覆される」TPP交渉差し止め・違憲訴訟準備会が発足 ~山田正彦元農相ら、呼びかけ人は約30人に 2014.9.24

記事公開日:2014.9.30取材地: テキスト動画

特集 TPP問題

 日本を売り渡す歴史的な譲歩が、密室で行われてようとしている。11月に開催されるAPECでTPP交渉の「大筋合意」を狙う日米両政府は、9月23、24両日、甘利明TPP担当相と米通商代表部のフロマン代表との間で会合を行った。結果は「物別れ」に終わったものの、日本側は相当の譲歩案を用意していたとの観測もある。

 問題は、日本側がどこまで譲歩を行うつもりなのか、現段階でどの程度両者のあいだで折り合いがついているのか、その一切が国民に開示されない「秘密交渉」である点だ。日本が歴史的な譲歩をしていても、それを国民は知ることができない。


TPPを慎重に考える会〜企業が儲かるどうかという尺度で決める市場原理主義を徹底させるのがTPPだ 2011.3.8

記事公開日:2011.3.8取材地: テキスト動画

 2011年3月8日(火)8時、超党派の国会議員で構成する「TPPを慎重に考える会」(会長:山田正彦前農水相)が、衆議院会館にて勉強会を開催した。2月に発足した「TPPを考える国民会議」の代表世話人を務める東京大学名誉教授の宇沢弘文氏が講演を行った。


TPPを考える国民会議記者会見  2011.2.24

記事公開日:2011.2.24取材地: 動画

特集 TPP問題

 2011年2月24日、東京の憲政記念会館で「TPPを考える国民会議」の設立総会が行われ、宇沢弘文東京大学名誉教授が代表世話人に就任した。就任にあたって宇沢氏は「TPPに対して怒りを禁じ得ない」「残されたわずかな力を振り絞って、TPPから日本を守るために頑張りたいと思います」と胸の内を明らかにした。