「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について、IWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17

記事公開日:2018.12.24取材地: テキスト動画独自

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏が、自らの役員報酬額を有価証券報告書に過少に記載したことが金融商品取引法に違反したとして、11月19日に逮捕され、12月10日には再逮捕、起訴された。しかし、役員報酬を有価証券報告書に過少に記載するという「虚偽記載」が、逮捕事実として妥当であるのかどうかは、当初から疑問視されてもいた。

 「結局これは、日産が社内調査の結果を検察に持ち込んで、検察に逮捕してもらったということでしょう。明らかにクーデターですよ」


日産ゴーン会長逮捕でルノー株急落! この値動きの意味するものは!? 日仏関係にどんな影響が出るのか? 日産の中国市場進出・EV開発はどうなる!? 2018.11.22

記事公開日:2018.11.22 テキスト

 日産自動車のカルロス・ゴーン会長と同社代表取締役のグレッグ・ケリー氏が11月19日、東京地検特捜部に逮捕された。容疑は金融商品取引法違反とのこと。ゴーン氏とケリー氏は共謀し、ゴーン氏の2010年から2014年度の役員報酬を、実際には合計約99億9800万円だったにもかかわらず、約49億8700万円と約50億円過少に有価証券報告書に記載し、関東財務局に提出していたことが発覚した。