文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」 2010.12.13

記事公開日:2010.12.13取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・関根)

 2010年12月13日(月)16時より、東京・港区文化放送スタジオにて、IWJ代表の岩上安身が、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」に出演した。この日は、ウィキリークスによって判明したアメリカの日本に対する圧力や、小沢一郎氏をめぐる政治の混乱、また、週刊アエラ編集長 尾木和晴氏をまじえ「セカンド・女子」などについて話した。

■ハイライト

  • 日時:2010年12月13日(月)
  • 出演:寺島尚正氏 森崎友紀氏 尾木和晴氏(アエラ編集長)岩上安身

 「ニュース本音と建て前」コーナーで『どうなる世の中』というテーマを語った。岩上は「昨日、メディア、検察、日米問題、外交、安全保障など、各有識者を集めたトークイベントをやったが、どれも、根底はつながっている。官房長官、首相が最高責任者ではなく、中間管理職なのだ。アメリカは、外交に限らず、どこにでも手を突っ込んでくる。ウィキリークスで暴かれた武器輸出三原則も、非核三原則の見直しも進んでいくだろう。民主党政権になり、アメリカはふたたび岡田、菅をアメリカ言いなり政権にしようと、作りかえようとしている。ひとつ不思議なのは、あそこまで小沢議員を追いつめる意味はどこにあるのか、よほどアメリカに都合の悪いことを知っているのか、わからない」。

 寺島氏が、続けて今後の日本はどうやっていけばいいのか、と問いかけると、岩上は「日本は主権国家ではないことは、すでに明らか。IAEAの天野代表は、アメリカの言うとおりにします、という公電すら送っている。もしアメリカに違法があれば、糾弾すべき。民主党の勉強会にBBL(ブラウン・バック・ランチ・ミーティング)というのがあって、そこに招かれたコロンビア大学のジェラルド・カーチス氏が、ひとつだけ面白いことを言ったことがある。彼は、小泉政権が大好きで、CIAメンバーと公表すらされている人物だが、『沖縄辺野古の代替案を考えろ』と言ったのだ。やはり沖縄の民意には、何かを感じているのだろう。あと、日本列島全体を、軍事基地化しようとしている」

 「湾岸、イラク、アフガニスタンなど戦争もだんだんと収縮し、ここ数年、西太平洋、北朝鮮、中国などに、陰謀の手が伸びている。北朝鮮の軍事行動もあからさまで、以前から砲撃戦や、小競り合いはあって、それは報道していないだけだった。それが今は、まるで初めて起こったかの重大危機のようにマスコミなどは取り上げている。孫崎氏と以前、討論したが、予言ではなく、明らかに国際情勢とアメリカの動向から推察できるストーリーだ」などと一連の国際情勢から読める、日本のアメリカ化戦略を語った。

 番組の『編集長は見た』コーナーに移り、尾木編集長とまじえ語った。まず、海老蔵事件について。海老蔵氏は、軽傷だった。そしてその相手は、名を隠した暴力団のようなものだ。次にアエラでも特集した「セカンド・女子」について。尾木氏は「つきあっている彼女以外にも、また別に彼女がいて、その彼女にも同様に、別の本命の彼氏もいたりして、複雑な構造になっている。それは人間関係に疲れている結果ではないか。本命だと結婚やら、人間関係が重くなってしまうので、人間関係の息抜きではないか」などと説明した。岩上は「セカンド・男子もいるらしく、男が自分は、本命でなくて、セカンドでもいい、という」とも言った。続けて寺崎氏が、セカンド・女子業界用語を披露した。「物件(新しいセックスフレンド=新規)、栄養(メッシー)、枝(利用価値のある人脈)」などと説明した。

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