2013年7月11日(木)、福岡市中央区、天神イムズ前にて、福岡県選挙区から出馬する日本共産党のまじま省三候補の街頭演説が行われた。志位和夫委員長も福岡入りし、応援に駆けつけた。
(IWJ中継市民 柴田奈々)
2013年7月11日(木)、福岡市中央区、天神イムズ前にて、福岡県選挙区から出馬する日本共産党のまじま省三候補の街頭演説が行われた。志位和夫委員長も福岡入りし、応援に駆けつけた。
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まじま省三候補は、まず、「誰もが人間らしく働いて家族を養うことができる、そんな国を作りたい」と決意表明。「ブラック企業ですりつぶされ、鬱病になって会社を辞め、次の仕事も決まらず、所持金数十円で助けを求めてきた若い人がいる」と語り、「日本共産党は、タダ働き、サービス残業を取り締まって、悪質な企業の名前は公表する。ブラック企業を日本からなくしていきたい」と力説した。
さらに、まじま候補は「アベノミクス」を痛烈に批判。「1%の大金持ちがどんなに株で稼いでも、日本経済を立て直すことは出来ない」と指摘し、「99%の働く人たちの賃金と雇用を改善することが日本の経済、地域の経済にいち早く、大きな効果が出せる政策だ」と、ボトムアップ式の経済政策を主張した。
志位委員長は、自民党が主張する憲法9条の改正と「国防軍」設置について、「自衛隊が発足してから半世紀以上が経つが、ひとりの外国人も殺してはいない。また、戦死者も出てはいない。これは、歴代の自民党が立派だったからではなく、憲法9条のおかげではないか」と述べ、「9条は、日本が二度と戦争をせず、世界平和の先駆けになる、とアジアに誓った国際公約。この公約を守り、活かしてこそ、日本はアジアと世界から、本当の信頼を勝ち得ることが出来るのではないか」と強く訴えた。