2012年4月6日(金)、参議院議員会館で行われた、亀井亜紀子氏の緊急記者会見の模様。
亀井亜紀子氏 緊急記者会見 2012.4.6
(IWJ・原)
■ハイライト
亀井亜紀子氏は、連立維持派である下地幹事長ら6人の国民新党所属議員が亀井静香氏の代表解任手続きを行ったことを受け、昨晩に引き続き緊急の記者会見を開催。
冒頭、6人が政権にしがみつく心理はわからなくもないとしながらも、「代表は彼らと同じレベルに成り下がって戦いたくないと思っているのでは。今後、どう終息するのかはわからないが、私は党は解散した方が良いと思っている」と明かした。
争点になっている議員総会の有効性について。規約や党則には代表の解任手続きについての記載はない。自見副代表は、「総会は6/8の構成員(75%)で、民主的な手続き」としていたことに対し、「幹事長が総会を召集する事は出来ない。いまだかつて総会は一度も幹事長の招集で行われたことはない」と、自見副代表の主張を否定。しかし同時に、「総会は代表が招集するもの」という規約もない。亀井亜紀子氏は、「代表が招集するのが慣例」と主張。どちらの主張も、規約や党則に則った決定的正当性には欠け、これらの曖昧さが招いた混乱であるといえそうだ。