2011年2月4日、「自見庄三郎金融担当大臣 会見」が行われた。質疑応答では、住友金属と新日鉄との経営統合についての質問があり、自見大臣は、自身の出身地である北九州市に新日鉄と住友金属があることから、製鉄所と鉄鋼業についての思いを熱く語り、「グローバル化する経済の中では、規模が大きくならないと生き残れない」との見解を示した。
岩上安身は、17分55秒ころから、記者会見の直前に取材した「TPPを慎重に考える会」での浜矩子氏の話を踏まえ、金融や保険などへの影響についての所見を質問。自見大臣は、今年の6月に交渉に参加するかどうかを決めるのであって、参加が決定したわけでないと述べるにとどまった。