小沢一郎・生活の党代表は17日、定例の記者会見で、7月に行われる参議院選で東京選挙区から出馬を表明した無所属の山本太郎氏の勝手連での支援をしていく方針を表明した。山本太郎氏は政党支援を受けないことを表明しており、この点を踏まえて、党の正式な推薦・支援には至らなかったと付け加えた。
生活の党は、参議院選に向けた基本政策検討案の中で、日中韓FTA・RCEP(東アジア地域包括的経済連携)について積極的に推進と明記した。
小沢代表は、農家の戸別所得補償制度を活用し、なおかつ手の付けられていない農地、荒田を効率的に活用していけば、主要穀物は十分自給できると主張。こうした根拠の下、農業大国であるオーストラリアやニュージーランドが加盟している自由貿易協定に加盟しても、日本の食料自給に影響するとは考えていないとの見解を示した。