2012年3月28日(水)、自由報道協会主催で行われた、石原洋三郎衆議院議員(福島1区)の記者会見の模様。
(IWJ・佐々木隼也)
2012年3月28日(水)、自由報道協会主催で行われた、石原洋三郎衆議院議員(福島1区)の記者会見の模様。
■ハイライト
2012年3月28日(水)、自由報道協会主催で、福島1区(相馬市・南相馬市など)選出の、石原洋三郎衆議院議員の記者会見が行われた。
冒頭、石原議員は、福島県内では、放射能の影響により発生した様々な溝が、震災・福島第一原発事故後1年たった今もなお県民を悩ませている現状を説明。放射能の濃淡により、福島は緊急避難地域など5つのエリアに分断された。エリアによって政府の対応も違うため、元は同じ県民だったのに感情に差が生まれてしまった。避難区域ではないのに線量の高い福島市がある一方、福島第一原発から近くても線量の低い南相馬市のような場所もあり、また地域によって作付けの現状もバラバラで、言い尽くせない様々な問題に県民は今も悩まされ続けている。「福島県民は原発事故は収束したと思っていない。野田総理は『収束宣言』をするのではなく『あくまでステップ2終了で、冷温停止のような状態』ということを強調すべきだった」と、福島県民の心情とあまりにも違う政府の認識を批判した。
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