民主党が衆院選を総括 海江田代表「団結する」 〜民主党2013年度定期大会 2013.2.24

記事公開日:2013.2.24取材地: 動画
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(IWJ・平山茂樹)

特集 TPP問題

 2013年2月24日(日)13時より、東京・千代田区のホテルニューオータニで「民主党大会」が行われた。民主党綱領案や党改革創生本部 第一次報告等が発表され、海江田代表は「会話と行脚を徹底することが重要」とし、党員を鼓舞した。また、日米首脳会談において協議されたTPPについて、海江田代表は「今の段階では、賛成とも反対とも言えない」と明言を避けた。

■ハイライト

 民主党は24日、東京都内のホテルで定期大会を開き、結党以来初めてとなる党の綱領を採択するとともに、昨年の衆院選敗北の総括を行なった。海江田代表は「(参院選は)党の存亡をかけた戦いとなります。死中に活を求めなければなりません」と述べ、党の団結を呼びかけた。また、参議院選挙に向け、与党の過半数阻止を目指すとした活動方針も採択された。

 参院選後の去就について海江田代表は「刀折れ、矢尽きたと思ったときには、潔く代表を辞めるということは考えている」と述べ、参院選で敗北した場合は代表を辞任する考えを明らかにした。

 この日の大会には、民主党を離党した野党幹部が出席した。日本維新の会からは松野頼久国会議員団幹事長、みんなの党からは浅尾慶一郎政調会長がそれぞれ挨拶。生活の党の鈴木克昌幹事長とみどりの風の谷岡郁子代表も会場に顔を見せた。

 大会後の記者会見で、23日の日米首脳会談で合意されたTPP=環太平洋経済連携協定に関する共同声明について聞かれた海江田代表は「今の段階で賛成、反対ということはない」と述べ、党内のプロジェクトチームで改めて意見集約をするとの考えを明らかにした。

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