2012年3月1日(木)、中央合同庁舎にて行われた、「第11回原子力安全委員会臨時会議」の模様。
2012年3月1日(木)、中央合同庁舎にて行われた、「第11回原子力安全委員会臨時会議」の模様。
■ハイライト
議題:
(1)東北電力株式会社女川原子力発電所の原子炉の設置変更(1号、2号及び3号原子炉施設の変更)について(答申)—固体廃棄物貯蔵設備の増強という変更内容。
(2)「日本原燃株式会社再処理事業所廃棄物管理事業変更許可申請に係る安全性について」に対する意見募集について(意見募集実施結果)—廃棄物管理施設の収納物としてこれまでのガラス固化体に加えて新たに固形物収納体、低レベル放射性廃棄物ガラス固化体を追加するという案件についての意見募集の、寄せられた一件の意見を反映するか核燃料安全専門委員会に指示。
(3)実用発電用原子炉に係る平成23年度第3四半期の使用前検査、燃料体検査、定期検査及び一部使用承認に係る機能確認等のための立入検査の実施状況について
(4)電気事業法に基づく定期安全管理審査について(平成23年度第3四半期分)
(5)電気事業法に基づく溶接安全管理審査について(平成23年度第3四半期分)
(6)文部科学省所管の原子力施設に係る許可、認可、検査及び確認の実施状況について(平成23年度第3四半期分)
(7)その他
20分頃から記者会見。ベントを最初に指示したのは斑目委員長なのかという質問について、斑目氏は当時は寝てないのでわからないが、そのような指示をするのは竹黒一郎・東電フェローか自分の二人のどちらかしか考えられない。と答えた。また、スピーディの公表は安全委員会ではなく文科省の権限だと述べた。