2022年3月13日(日)14時より、北山エリアの将来を考える会の主催による「植物園・北山エリア 春を呼ぶパレード」が行われた。
その趣旨は、植物園の再開発や公園化につながる北山エリア整備基本計画の見直しを求めるというものである。
- 府立植物園再整備 計画見直し求める署名が10万人突破/なからぎの森の会が説明会会場前で報告(京都新聞web、2021.11.13)
冒頭、京都府立植物園整備計画の見直しを求める会(なからぎの森の会)共同代表の都築澄子氏は、「この付近は賀茂川でも最も京都らしいところ、なからぎの森。(北山エリア整備基本)計画が実行されると、このあたりにも商業施設などが建ち、景色も台無しになる。私たちの声を表していこう」と訴えた。
その後、一行は以下のようなプラカードや垂れ幕などを掲げて、デモ行進を開始した。
・植物園 静かで広いままがいい
・コンクリートはいらんいらん
・誰のための「北山エリア」開発? 見直せ!
・本来の魅力と住宅環境を守れ
・1万規模のアリ-ナ・ホテル・飲食店150億円
・植物園の縮小・公園化につながる北山エリア整備基本計画を見直せ
・「生きた植物の博物館」 京都府立植物園を壊さないで
行進の途中で、インタビューにお答えいただいた方は、「閑静な住宅街にしようという都市計画なのに、京都市の都市計画で禁止されているホテル建設などを計画に盛り込んでいることに、権力者の驕りを感じる」と怒りを訴えた。
最終目的地である植物園北山門前に集合したところで、「なからぎの森の会」共同代表 鯵阪学氏は、「4月10日に京都知事選がある。会としては政治的判断はしないが、代表一人一人が政治的判断をしていきたい。植物園を守るという候補に投票していきたい」と述べた。
詳細は、全編動画を御覧いただきたい。