吉村大阪府知事が「フェイク」演説! 大阪府の私立高校を「完全無償化」したと主張! 野党の選挙協力を「一緒になった」と批判!~10.26日本維新の会 林智興候補(東京4区)街頭演説会 ―応援弁士:吉村洋文副代表 2021.10.26

記事公開日:2021.10.29取材地: テキスト動画
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(取材・渡会裕 文・IWJ編集部)

 2021年10月26日、東京・大田区のJR蒲田駅前で、日本維新の会の衆議院議員候補、林智興(ともき)氏が街頭演説会を行った。林候補は東京4区から初の立候補。

 林候補は演説で、アフターコロナのために必要な政策として「ベーシックインカム制度のような、月額6万から10万円の配布」を訴えたが、財源については触れることがなかった。

 また、応援に駆け付けた日本維新の会副代表、吉村洋文大阪府知事は、大阪では増税することなく「身を切る改革」で財源を確保し、「私立高校の完全無償化」を実現したと主張した。

 しかし事実は「授業料の無償、または一部負担」であり、「完全無償化」とはいえない。

 吉村氏はさらに続けて、立憲民主党と日本共産党の選挙協力を次のように批判した。

 「(立憲)民主党、共産党とくっついてますよね。共産党、『自衛隊は違憲だ』という考え方ですよ。『日米同盟は破棄だ』という考え方。

 外交防衛というのは、国家の最も重要な部分で、まったく違うところが一緒になりました。選挙前に。選挙目的です。選挙目当てで一緒になりました。信用できないですね」。

 しかし、共産党は、立憲民主党が政権を取った場合、政策合意した点についてのみ、限定的な閣外協力を行うことで合意しており、連立するわけではない。

 共産党独自の政策が、政権に持ち込まれるわけではないにもかかわらず、こうしたフェイク演説が、自民、公明、維新によって繰り返されている。

■全編動画

  • 日時 10月26日(火)12:45~
  • 場所 蒲田駅東口(東京都大田区)
  • 詳細

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