2012年2月29日(水)、経済産業省合同庁舎4号館、原子力安全委員会にて行われた、「第2回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)検討会」の模様。
(IWJ・遠田)
2012年2月29日(水)、経済産業省合同庁舎4号館、原子力安全委員会にて行われた、「第2回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)検討会」の模様。
■イントロ
<議題>
この検討会は、電力各社が行ったストレステストの内容を保安院が確認し、結果を原子力安全委員会が再確認する会議。今回は、大飯3・4号機のストレステスト(一次評価)の審査結果について、保安院から説明が行われた。保安院は「福島第一発電所を襲ったような地震・津波が来襲しても、同様の状況に至らせないための対策は講じられている」と述べ、ストレステストは妥当との判断を示した。加えて、人員確保や免震棟完成が平成28年ずれ込む問題、アクセスルートの確保問題など、残された課題についての対策も求めた。説明後、安全委員や有識者から、保安院と関電へ質問が行われた。