2019年7月8日(月)17時より東京都千代田区の東京電力本店にて定例会見が開かれ、原子力・立地本部長代理の八木秀樹氏よりサブドレン他水処理施設の状況、敷地内外の放射性物質の各種分析結果等、福島第一原発の状況が報告された。
昨年6月に福島第一原発3号機作業に従事していた作業員が業務中に骨折の怪我をしたにもかかわらず、労災申請をせず「労災隠し」の疑いで下請け会社社長らが書類送検された件についてIWJ記者が質問を投げると、八木氏は、富岡労基署から元受け企業と東京電力に対し、労災事故があった際に安全推進協議会で報告があがってくる仕組みを充分協議して報告してほしいとの文書指導を受け取ったことを認めた。