2018年9月14日(金)に東京・首相官邸前にて第307回「再稼働反対!首相官邸前抗議」が行われた。毎週金曜日に18時30分から20時まで国会正門前と首相官邸前で行われている抗議行動だが、この日は19時30分から別の抗議行動「#0914首相官邸に押しかけよう」のスケジュールがあるため、いつもより時間短縮で行われた。
2つの抗議行動が立て続けで行われるため、早い時間からたくさんの参加者が集まり、19時30分の時点で主催者発表では900名での抗議になった。
福島県から東京で避難生活を送っている方が、マイクを握って訴えた。
「故郷の双葉町には一生帰れない。こんな悲しいことはない。福島では子供の甲状腺がんが200人をこえた。死ぬまでホルモン剤を飲まなければならない。福島はめちゃめちゃだ。いろいろな病気で死亡率が毎年上がってきている」
と悲痛の訴えだった。悲劇を繰り返さないため、全国の原発再稼働に強く反対を訴えた。なぜ、こうした切実な訴えが、官邸の中の住人には届かないのだろうか? 聞く耳がないのか、理解する脳がないのか、人の苦しみと受けとめて共感する心がないのか。
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福島からの被災者「故郷の双葉町には帰れない、子供の甲状腺がんが200人をこえた」 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431413 … @iwakamiyasumi
なぜ、こうした切実な訴えが、官邸の中の住人には届かないのだろうか? 聞く耳がないのか、理解する脳がないのか、人の苦しみと受けとめて共感する心がないのか。
https://twitter.com/55kurosuke/status/1049124872691957760