2012年2月16日(木)、文部科学省東館3階講堂にて、第126回放射線審議会が行われた。
議題は「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について(諮問)」に係る検討について。
(IWJ・阿部)
2012年2月16日(木)、文部科学省東館3階講堂にて、第126回放射線審議会が行われた。
議題は「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について(諮問)」に係る検討について。
■イントロ
食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた放射線審議会(会長:丹羽太貫京都大名誉教授)は前回(第125回)、乳児用食品と牛乳について50Bq/kgを100Bq/kgに緩めてもよいとする答申案をまとめ、最終案を厚労省に提出した。
厚労省は昨年12月、成人、子供とも一律500Bq/kgという現在の食品暫定規制値を見直し、乳児用食品50Bq/kg、牛乳50Bq/kg、一般食品100Bq/kgなどの新基準値案を示していた。しかし審議会の最終案はこれを大きく覆すものとなるため、今回の審議会にも大きな注目が集まった。
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