自民党は、もはや自由でも民主主義でもない。もちろん、愛国でもなんでもない。腐敗しきった、米国の傀儡で、国を売る買弁、売国奴の、しかも知的に劣化の一途を辿るエセ右翼の集団です。中身は自分さえよければいい、見下げ果てた集団。
原子力規制委員会の定例会見で、更田豊志委員長は「原発に対するミサイル攻撃について専門家を交えた検討もしていないし公開できるデータもない」と発言した。
要するに、全く無防備で、致命的急所を北朝鮮のミサイルに対してさらしているのに政府はまったく無策のままだ、という真実を認めた、ということ。それなのに原発推進、再稼働、そして「対話は必要ない、異次元の圧力を!」と狂気の「戦争上等発言」を国連でわめいた安倍晋三。その安倍自民党以上の極右対米従属の小池希望の党。極右2大政党が次の選挙の結果、多数を占め、大連立、あるいは緊急事態条項を含む改憲で合意し、発議、成立したら日本は滅びる。
安倍総理は、自民党の全国幹事長会議で、希望の党を中心とする野党勢力の結集の動きを念頭に、「『日本を、そして命と暮しを護りぬくブームが残したものは混乱と経済低迷 しかし、我々自公政権が一変させた』などと述べた。NHKは、恥も外聞も誇りも理念も一片の誠実さもなく、安倍晋三氏のデタラメな口上を垂れ流す。洗脳宣伝電波。編集している連中は、本当に正気を失っているのではないか。
- 首相「まなじり決して戦い抜く」 全国幹事長会議で(NHK、2017年9月30日)
卑劣な一部政治屋が、小池劇場の片棒担ぐ腐ったマスコミが、どんなに操作的に動こうとも、筋の通らないことに、世間は納得しない。民進党の、希望の党への「合流」など、おかしい。おかしいものは、おかしい。
自民党の御用広報誌の読売でさえ、大義なき、希望の党への民進党の合流に世論が反発していると認めざるを得なかった。おかしいものはおかしいのだ。
- 民進候補の希望から出馬「評価せず」63%(読売新聞、2017年09月29日)
細野氏は、「政権選択の選挙が久しぶりに訪れた。最大の功労者は小池百合子東京都知事だが、もう一人は民進党の前原誠司代表だ。大英断だ」と新党結成集会で語った。細野にベタ誉めされているよ、前原さん。不意打ちで民進解体に最大の働きを示した、勲一等の功績と。前原氏が、小池・細野氏らと呼応して、民進党議員らを騙し、罠にかけた疑惑はますます募る。これはクーデター以外の何ものでもない。
細野氏の二枚舌を、ぜひ以下で確認してもらいたい!
- 【ハイライトアップ!】「安保法の白紙撤回を言い続ける人は厳しい」と民進議員に突きつける希望の党・細野豪志議員、2015年夏には国会前で「安保法案の中身は他国の戦争に日本が参加するものだ!」とアピール!?
民進党の代表選前に行った私のインタビューで、枝野氏は明確に、「ナチスの手口」自民党改憲草案の緊急事態宣言条項を否定した。枝野氏は、前原氏が小池氏と密議した希望の党への「合流」に乗らず、無所属で出る意向を示している(※その後、立憲民主党を立ち上げた)。自民党改憲草案を「読んでいない」とトボケた前原氏との違いは明白。要注目!
- 【ハイライト】「緊急事態条項」を全面否定! 「緊急事態条項は論外」「まさにナチスがこれをやったんです」民進党代表選で前原氏との違い鮮明に〜岩上安身による枝野幸男候補(当時)インタビュー 17.8.22
- 岩上安身の取材で「緊急事態条項」について「まさにナチス」と危機感を示した枝野氏と「自民改憲案? 読んでいない。緊急事態条項? 初めて知った」とトボけた前原氏――両者の違いは明白! 2017.10.3
(長島昭久氏が、「『排除』ではない、理念に合致する方々と結集するだけ」というツイートに対してリプライ)この長島氏の弁明は、小池百合子代表が、「排除」を明言したことで、「合流」「安倍を倒すための野党結集」という政治的詐欺、騙し討ちが成立しにくくなったということを意味する。
小池氏、前原氏に民進党を「解体」させた段階で「この勝負、勝った」と思い、おごりたかぶって露骨な掃討戦に出たのであろう。「排除」という言葉に小池氏の政治姿勢と冷酷な人間性のすべてが凝縮されている。微笑みの下に隠された残忍さがバレてしまえば、候補者だけでなく、支持者、有権者も騙せなくなる。慌てた長島氏が火消し。だがもう遅い。覆水盆に返らず。一度口にしてしまった本音は、なかったことにはできない。また、小池氏ももはや正体を隠す気もないだろう。
自由党の森ゆうこ議員、野党結集と思っていた、と述べる。小池百合子氏は政治的詐欺師である。詐欺は被害者が自分が騙されたと気づくのに時間がかかるもの。騙され、裏切られたと認めるのは自尊心が傷つくからだ。しかし「騙された」という被害認識は必要かつ重要。反撃と快復への第一歩である。まだ希望の党への「合流」が、安倍政権打倒のための野党結集なのだと思い込んでいる人、早く目をさまし、目前に迫る改憲の現実を直視してほしい。
大急ぎで、「本物のオリーブの木」を植えてもらいたい。森ゆうこ氏、この(9月30日の)講演で八割がた、小池百合子氏の希望の党が偽物のオリーブの木であると言っている。が、まだ含みをもたせているのは、親分の小沢一郎氏が旗幟鮮明にしていないためだろう(のち、小沢氏は無所属出馬と判明)。小沢氏、騙されたと認められないのか、小池氏と握ったのか。説明がなければどんな疑いもかけられるし、想像もふくらむ。早く会見を開いて自らの真実とこれまでの経過の真実を話し、説明すべきだ。
【速報】自由党・森ゆうこ参院議員(9月30日 福岡)「『君子豹変す』。小池さん次第では、本物のオリーブの木を大急ぎで植えなければならなくなるかもしれませんね」★中継中!https://t.co/viR7BbX0uv @iwakamiyasumi
— IWJウェブ速報 (@IWJ_sokuhou) 2017年9月30日
(9月30日(土)小沢一郎代表が『報道特集』(TBSテレビ)出演したことを受け)小沢氏は生出演ではなく録画で、質問も回答もビビッドなものではなし。漠然と「2大政党制が必要」とだけ。その2大政党制が、自民党と希望の党でいいのか、という根本的な問題については曖昧なまま。もやもや。
参集すべし! 追い込まれる前に、自ら覚悟を決めて。
- 共産 志位委員長 安保法廃止求める民進出身者と連携も(NHK NEWS WEB、2017年10月5日)
「希望の党への合流で安倍政権打倒だ」などという馬鹿げた「奇策」に呆気に取られている時はもう終わった。反撃の時だ。
踏み絵をきっぱりと拒絶、希望の党への「合流」、実のところ「併合」を峻拒した自由党・玉城デニーさん。この「排除」の傲慢さを徹底批判しています。
希望の党に合流しないと誇りある決断を下した玉城デニー氏に対し、希望の党代表小池百合子氏は沖縄差別むき出しの暴言を投げかけていた。小池百合子氏の人間性がよくわかる。
小沢氏は例のごとく説明しないし弁明もしない。待っていられないので、玉城デニー氏に聞きました。
我々一般市民は非力だけれども、信念のある市民として、信念のある政治家を応援することはできる。信念のあるメディアの選別もできる。
※2017年9月30日付けのツイートを並べ、加筆して掲載しています。