昨日、改憲発議を阻止するには衆院の3分の1の議席が必要で、その議席数は155と、何回かツィートしました。今回の衆院選から衆院定数が465となり、3分の2は310、3分の1は155となります。改憲発議は、3分の2以上なので、310で可能、改憲阻止派が155でも発議可能となります。
(岩上安身)
昨日、改憲発議を阻止するには衆院の3分の1の議席が必要で、その議席数は155と、何回かツィートしました。今回の衆院選から衆院定数が465となり、3分の2は310、3分の1は155となります。改憲発議は、3分の2以上なので、310で可能、改憲阻止派が155でも発議可能となります。
しかし、通常、議長・副議長が与党から出されます。自民か希望か、どちらかから出されるにせよ、彼らに投票権があるかどうかで、答えは変わってきます。
衆議院広報課に問い合わせたところ、「改憲発議の場合、含まれるか否か、学説が諸説あり、現時点ではなんとも言えない」との回答。初めての試みなので、衆議院でも、まだ決まっていないそうです。
議長らが中立で投票権なしとすると、155で発議阻止できますが、カウントされると、156でないと阻止できません。なので、昨日来、何回か書いてきた155という数字は、すべて156に書き直して、ツィートも訂正し、打ち直します。ご了承ください。
※2017年10月3日付けのツイートを並べ、加筆して掲載しています。