2012年2月14日、岡田克也副総理が合同庁舎4号館408会議室で定例の記者会見を行った。
(IWJ・平山)
2012年2月14日、岡田克也副総理が合同庁舎4号館408会議室で定例の記者会見を行った。
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同日、いわゆる「社会保障と税の一体改革」について、藤村官房長官が、与野党協議を経ぬまま「素案をそのまま一字一句変えず大綱として17日に閣議決定をする」と発言したことに関し、質問が集中。岡田副総理は、「与野党協議はこれからも応じてもらえるようお願いし続けていく」と述べる一方、「政府としてはすみやかに閣議決定を行う」とした。
最低保障年金の導入を含む年金の抜本改革を法案に盛り込まなければ協議に応じるとの野党の姿勢に対しても、「年金の法案を大綱から切り離す考えはない」「一定の判断をしたうえで閣議決定をすることが望ましい」とし、与野党協議を経ずに閣議決定に持ち込むとの意向を明らかにした。また、副総理の高校授業料無償化に関する答弁に自民党が反発したことで国会の予算委員会が流会した問題について、自民・公明との三党合意は国会ではなく各党間で議論されるべき問題であるとの認識を示した。