一体何が!? 泉田新潟県知事の「米山候補応援メッセージ」が発表直前に取り下げ!代読予定だった佐々木寛・新潟国際情報大学教授はIWJの取材に「自民党からかなりの圧力があったのでは」と証言 2016.10.15

記事公開日:2016.10.15 テキスト
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(ぎぎまき、原佑介)

 選挙戦最終盤、泉田裕彦・新潟県知事がついに正式に米山隆一候補への応援を表明する――かと思われた。

 投開票日まで残すところ2日と迫った2016年10月14日、「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」の佐々木寛・共同代表(新潟国際情報大学教授)が午後1時から記者会見を開き、泉田知事がしたためた米山隆一候補への「応援メッセージ」を代読する予定だった。

 しかし、会見は午後5時半に延期され、その午後5時半の会見も結局は取りやめとなった。泉田知事の応援メッセージは陽の目を見ないまま、お蔵入りとなってしまった。

 佐々木教授はIWJの取材に対し、「自民党からかなりの圧力があったのではないでしょうか」と回答したが、一体、何があったのか。真相に迫った。

「知事も気をつけてくださいね」・・・「圧力」から候補者を守るため後継指名せずにきた泉田知事

 森民夫・前長岡市長(自民・公明推薦)と米山候補(共産・社民・生活推薦)が激しく競り合う新潟県知事選。米山氏は「泉田路線の継承」を掲げて立候補したが、泉田知事は「圧力」から候補者を守りたいとして、一貫して後継者を指名せずにきた。

 2016年10月11日、IWJ代表・岩上安身の単独インタビューに応じた泉田知事は、改めて後継指名を否定。インタビュー中、泉田知事は次のように述べ、自らの身にも「圧力」が及んでいることを示唆していた。

 「東電を取材していた報道関係者が、『それ以上取材するな。それ以上取材するとドラム缶に入って川に浮かぶぞ』と言われたと。『知事も気をつけてくださいね』っていうふうにささやいてもらったと、こういうのがありますね」

▲新潟県の泉田裕彦知事

▲新潟県の泉田裕彦知事

米山候補への泉田知事による「応援メッセージ」は、「安倍官邸の圧力」を跳ね返すために用意された!

 泉田知事は10月13日、知事退任の挨拶のため、総理官邸を訪問した。

 報道によると、安倍総理は泉田知事を慰労したうえで「当然、力を借りることもある」と述べたという。また、同知事選について安倍総理は「われわれも頑張るからよろしくお願いします」と述べ、与党推薦候補への支援を求めたとも報じられている。

 選挙へ距離を置いていた泉田知事が、なぜ米山候補の応援を表明しようと決めたのか。IWJの取材に対し、泉田知事からのメッセージを預かり、代読する予定だった佐々木寛教授が答えた。

 「泉田知事がメッセージを出すと決めたのは、14日午前のことです。前日、二階幹事長や安倍総理と面会した際、かなりの『圧力』を受けたと思います。しかし、ご自分のできる範囲で何とか米山候補を応援するために、今回、メッセージを出すことを決められたのだと思います」

▲佐々木寛・新潟国際情報大学教授

▲佐々木寛・新潟国際情報大学教授

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