2012年1月27日(金)、東京都千代田区の中央合同庁舎4号館内閣府会見室で、「岡田克也副総理 定例会見」が行われた。
(IWJ・平山茂樹)
2012年1月27日(金)、東京都千代田区の中央合同庁舎4号館内閣府会見室で、「岡田克也副総理 定例会見」が行われた。
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冒頭、岡田副総理は、同日行われた閣僚懇談会で、全閣僚から成る行政改革実行本部の設置が決定され、自身が会長代行に就任したことを報告した。いわゆる「社会保障と税の一体改革」に向け、「公務員の人件費削減といった歳費削減など、現在俎上に上がっている改革事項を集約する場として機能させる」と述べた。
また、問題となっていた、東日本大震災に関する会議の議事録の作成・保存状況の調査報告を公表した。報告書によれば、議事録を作成・保存していたのは10の会議、議事録の一部または全部を作成・保存していたのは5つの会議であった。しかし、原子力災害対策本部や緊急災害対策本部、政府・東京電力統合対策室の議事録は、いずれも作成・保存されていなかった。この事態に対して岡田副総理は、閣僚懇談会の場で可能な限り迅速に原因分析をするよう指示したと述べ、公文書管理委員会にも見解を求めるとした。