2015年8月10日(月)17時30分から東京電力定例記者会見が開催された。8日(土)に発生した作業員の死亡事故について、追加調査したところ、作業内容を訂正、タンク内部の清掃ではなく、車両外側に張り付けた識別ラベルをはがす作業だったと発表した。
2015年8月10日(月)17時30分から東京電力定例記者会見が開催された。8日(土)に発生した作業員の死亡事故について、追加調査したところ、作業内容を訂正、タンク内部の清掃ではなく、車両外側に張り付けた識別ラベルをはがす作業だったと発表した。
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8月8日(土)に発生した作業員の死亡事故について、東京電力はその後の追加調査結果を発表、8日の臨時会見での発表内容を訂正した。
8日(土)の臨時会見では、死亡した作業員は、バキューム車のタンク内部を清掃していたと発表していた。しかし、そうではなく、車両に張り付けた会社名の記載されたラベルをはがす作業を行っていた。その作業で使用する工具がタンクの中に置いてあり、それを取り出すためにタンクの蓋を開けた。工具を取り出す時に、何等かの誤りがあり挟まれてしまったという。
当該作業者は、東電からの二次請け会社の作業員で、バキューム車タンクの蓋を開け内部を清掃する業務は半年行っていた。その点、作業手順は熟知していたはずである。
直請けでないことから、東京電力は元請け経由での聞き取り調査しか行っていない。人身事故であることから、現在警察による捜査が行われており、その判断結果に影響を及ぼすような調査はできないという。
今回のような死亡事故の場合には、直接当該作業者に聞き取りをするなどをすべきではと、記者が質問するが、東京電力の白井氏は「当社と下請けの方の契約はありません。警察と当社の判断が違ってくるということもあると、捜査に支障を来すのでご理解いただきたい」と答えるにとどまった。
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2015年8月10日
2015年8月9日
2015年8月8日
2015年8月7日
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