本日、6時半より、ch1で中継する西尾正道・北海道がんセンター名誉院長と、黒田洋一郎・医学博士(環境脳神経科学情報センター代表、首都大学客員教授)との鼎談は、黒田洋一郎博士の長年の研究成果のお話を聞きながら、展開する予定です。
※ご視聴はこちら→IWJ・Ch1
昨年、『発達障害の原因と発症メカニズム〜脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性』という大著を上梓された黒田洋一郎氏。農薬などの環境化学物質の影響により、子供の発達異常、行動異常などが近年、急増している可能性を指摘。
本日、6時半より、ch1で中継する西尾正道・北海道がんセンター名誉院長と、黒田洋一郎・医学博士(環境脳神経科学情報センター代表、首都大学客員教授)との鼎談は、黒田洋一郎博士の長年の研究成果のお話を聞きながら、展開する予定です。
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昨年、『発達障害の原因と発症メカニズム〜脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性』という大著を上梓された黒田洋一郎氏。農薬などの環境化学物質の影響により、子供の発達異常、行動異常などが近年、急増している可能性を指摘。
ショッキングなのは、我々は、ポストハーベストの危険性が疑われる輸入ものの農産物より、国産の農産物を安全と思い込んでいるが、日本は韓国と並んで、世界で最も大量の農薬を散布している国であるという事実。右側のグラフ参照。
単位面積あたりの国別農薬使用量は、韓国が1位、日本が僅差で2位。両国がダントツ。日本は米国の7倍、フランスの3倍も農薬を使用している。そして左のグラフ。PDD(広汎性発達障害)AD(自閉性障害)の発症率も韓日がワンツートップ。
現在でも、農薬による汚染が深刻なのに、そうした問題意識が広く共有されず、さらに加えてTPPによって農業が苛烈な国際的な競争にさらされれば、さらなる規制緩和で、遺伝子組み換え作物とセットになった除草剤、新種の農薬によって、単位あたりの収量の拡大が目指されるだろう。
安全性の問題は今でさえ、おざなりなのに、生産性の向上の美名のもと、ますます環境の汚染や破壊とともに、国民の健康が脅かされることになりかねない。企業利益を最優先する新自由主義的経済政策からは、こうした被害の予防や救済は導き出されない。カネ儲け一点張りの世界にストップを。
修正をお願いします。
誤 著書名『発達神経の原因と発症メカニズム〜脳神経科学からみた予防、治療・教育の可能性』
発達神経 → 発達障害 教育 → 療育 (治療と養育という意味です)
正 『発達障害の原因と発症メカニズム〜脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性』
ちなみに帯にある、杉山登志郎さんの名前は強力です。杉山先生の新書は発達障害をもつ人、家族のベストセラーですよね。
著書名誤記のご指摘、ありがとうございます。
急ぎ、修正致しました。