2012年7月5日(木)、経済産業省 原子力安全・保安院会見の模様。
国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(委員長 黒川清氏)の報告を受け、森山善範 原子力災害対策監は「真摯に受け止める」と述べるにとどまった。
(IWJテキストスタッフ・寺下)
2012年7月5日(木)、経済産業省 原子力安全・保安院会見の模様。
国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(委員長 黒川清氏)の報告を受け、森山善範 原子力災害対策監は「真摯に受け止める」と述べるにとどまった。
■全編動画
地震と津波が事故の原因と位置づけた国会事故調の報告書のなかで、事業者と規制当局とのあり方にまで厳しい指摘が記載されていることについて森山審議官は、政府の事故調査委員会の報告書も含めて精査すると述べた。
関西電力大飯原発(福井県)における破砕帯(もろい地層で断層のずれを誘発する)の資料が不足だった件について保安院は、関電の都合であったことを明らかにした。これら安全審査に必要な資料も無いまま再稼働した大飯原発は、本日7時に発電送電した。