自民党総裁選挙街頭演説会 2012.9.15

記事公開日:2012.9.15取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・柴田)

 2012年9月15日(土)、自民党総裁選の告示後初となる街頭演説会が、東京・有楽町イトシア前で行われた。総裁選立候補者は、石破茂氏、安倍晋三氏、石原伸晃氏、町村信孝氏、林芳正氏の5人。いずれの候補も、尖閣諸島などに関する「外交」と、景気低迷が続く「経済」という2つの問題に取り組むことを強調した。

■ハイライト

 安倍氏は、まず、「6年前、病気のために総理の職を辞したこと」を謝罪した。昨年の東日本大震災については、16万人が今もなお避難生活を強いられていることに触れ、「この国難に立ち向かうために、力強い政治のリーダーシップで復興を進めていく」とアピールした。また、震災により、「経済よりも、家族やふるさと、祖国・日本を守ることが大切だとわかった」と話し、尖閣問題に言及。かつて、尖閣諸島沖中国漁船衝突事件において、船長を処分保留のまま釈放した菅元首相を批判し、「日本の美しい海を守るのは首相の役目。強いリーダーシップで尖閣諸島を守ること」を強調した。

 さらに、「そのためにも、日米同盟関係の信頼を取り戻すことが重要」と訴え、「集団的自衛権の解釈を変更する可能性」「戦後体制の鎖を断ち切る憲法改正」「国民投票の実施」についても明言した。経済については、円高とデフレによる景気低迷から抜け出すために、「大胆な金融緩和を行い、円高を是正していく」「新しい経済成長戦略が必要だ」と述べた。

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