集団的自衛権の行使容認の閣議決定後、初の県知事選となった滋賀県知事選が7月13日投開票がをむかえ、激戦の末、三日月大造が当選した。自民党は元経産官僚の小鑓隆史の応援に、菅官房長官や石破茂幹事長、小泉進次郎議員など総動員で支援したが、僅差で敗れた。
三日月氏は嘉田由紀子前知事から脱原発路線を継承。「卒原発」を掲げ、「隣接する福井県若狭湾の『原発銀座』で事故があったら、滋賀県も『被害地元』になる」と訴え、事故時の情報発信や、防災対策を訴えていた。また、安倍政権が閣議決定した集団的自衛権の行使容認については、「立憲主義を無視したやり方だ」と批判していた。
- 【滋賀県知事選】「政府の事例では京都、福井、滋賀も敵の標的になりかねない」集団的自衛権、原発、TPPへの考えは? 〜三日月大造候補に聞く 2014.7.12
- 【IWJブログ】国土強靭化計画の矛盾 防災計画で見逃されている「原発×戦争」リスク 2014.7.12
今回の選挙戦では、安倍政権の閣議決定を境に、序盤と中盤で大きく情勢が変わった。閣議決定に反発する層が、三日月候補支持に回り出したためだ。事実上、安倍政権の姿勢にNOが突きつけられたことで、明日14日からの集団的自衛権の行使容認に関する国会集中審議にも、大きな影響が出る選挙結果となった。
IWJでは両陣営に密着し、現場から中継を行った。
まずはよかった。。
先ほどNewsで三日月大造氏の談話拝聴 心から嬉しいです!
「NO!安倍政権」の声を広げていきましょう。