2011年12月17日、NPO 法人チェルノブイリへのかけはし代表 野呂美加さんが東京港区の女性就業支援センターで講演会を行った。
チェルノブイリの事例と福島の事例を、具体的な資料をもとに比較。「セシウムの入った粉ミルクを売ってしまう企業というのは、買う人、飲む人に対する愛情がない」「(様々な情報が錯綜しているが)経済優先、つまり自分のお金をもらってるオーナーのために言ってるのか?自分にとっての愛情で言ってるのかを見極めましょう」と野呂さん。
子どもたちに放射能の十字架を背負わせたのは大人たちの責任、と痛烈に批判しつつも、会場に集まった、主に子供を持つ親たちの不安には丁寧に答えていた。