東日本大震災から3年。3月11日、東京・日比谷公園では3日間続いた、「3.11 東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth」の最終日を迎えた。
イベント中、会場内には献花・追悼ドームが設置された。花を供え、手を合わせて祈る多くの市民の姿が見られ、地震が発生した14時46分には、加藤登紀子氏やSUGIZO氏ら参加ミュージシャンが一同に並び、会場の参加者とともに、1分間の黙祷を捧げた。
「3.11から僕らは何を学び、何を未来へ伝えていくのか。もう一度、ここで日本国民が考える時期ではないか。大切なのは、命だと確信している。命があってこその経済の発展です。順序が変わって、経済や競争に飲みこまれてしまっている。しっかりと噛み締めて生き、今後も活動していきたい」
SUGIZO氏がこう挨拶を締めくくると、加藤登紀子氏、ウォン・ウィン・ツァン氏、藤波心氏ら、参加ミュージシャン一同で「ふるさと」や「キャプテン・ハーロック」の演奏が披露され、3日間続いたイベントに幕を下ろした。