【東京都知事選】「自民党は、生まれ変わった舛添さんに共鳴」自民党石破幹事長が舛添候補の応援演説 2014.2.6

記事公開日:2014.2.7取材地: 動画
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(IWJ・石川優)

 東京都知事選挙の投開票日まで残すところあと3日となった2月6日、12時半からJR蒲田駅西口で行われた舛添要一候補の演説に、石破茂自民党幹事長と井上義久公明党幹事長が駆けつけた。

 舛添候補は、2001年に自民党候補者として参議院選挙に出馬し、初当選を果たした。安倍・福田・麻生内閣では、厚生労働大臣を務めている。しかし、2010年に、「もう自民党の歴史的役割は終わった」として自民党から距離を置き、除名処分を受けた。その後に新党改革を設立している。今回の都知事選で、自民党は、除名処分した舛添氏を推すことになったのである。このことに、自民党内部や支持者から疑問や非難の声があがっている。

 この日応援に駆けつけた自民党・石破茂幹事長は、「舛添さんは、生まれ変わって、残る人生、東京都のためにすべて捧げる、その思いで今回取り組んでいる。私どもはそれに共鳴した」と説明した。

 舛添要一候補は、「東京都の自然エネルギーの比率は6%、太陽光もある。風もある。地下水もある。バイオマスもある。自然エネルギーの研究が一番遅れているのは日本。東京の力で20%まで引き上げたい。6から20ですから、そうすると、14%原発依存度を減らすことができるのです」と演説。今年中に原発を再稼働させたいとしている政府・自民党の幹事長を前にして、原発依存低減を強調するスピーチを行ったのだ。また、舛添候補は「他の候補者に任せれば日本は沈没する」と言い、聴衆に投票を呼びかけた。

■全編動画

  • 日時 2014年2月6日(木) 12:30~
  • 場所 JR蒲田駅西口(東京都大田区)

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