枝野幸男・経済産業大臣定例記者会見 2012.4.20

記事公開日:2012.4.20取材地: テキスト動画
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(IWJ・ぎぎ)

 2012年4月20日(金)、経済産業省本館で行われた、枝野幸男大臣の定例記者会見の模様。

■ハイライト

  • 日時 2012年4月20日(金)
  • 場所 経済産業省本館(東京都千代田区)

 大飯原発3・4号機以外の再稼働問題について、「規制庁発足まで待つべき」として、今夏までの再稼働は事実上困難との認識を示した。各電力会社から提出されるストレステスト一次評価は、保安院と原子力安全委員会のダブルチェックを受けることが絶対条件となっているが、安全委は規制庁発足を待つべきとして、大飯原発以外の安全評価作業を中断している。

 大飯再稼働に関しては、京都府、滋賀県、大阪府市が政府判断に反発を示していることから、23日に牧野聖修副大臣を派遣、嘉田由紀子滋賀県知事、山田啓二京都府知事と会談する方針を発表した。26日には柳沢光美副大臣がおおい町に出向き、住民説明会に参加する方向で調整中とした。大阪府市に関しては、藤井修官房長官が松井一郎府知事、橋下徹市長と面会する方針。

 東電の次期会長に、原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦運営委員長が起用されたことについて、「東電の最優先課題は、被害者への賠償、安全な廃炉、電力の安定供給。企業体質を抜本的に改め、新しい東電を適切な方向に導いてもらいたい」と期待を寄せた。

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