「気さくな人間なので、都知事になったらおもしろいと思うよ」──。
不動産鑑定士の山口節生氏は、8日に都庁で記者会見し、来月9日投開票の東京都知事選挙に出馬することを表明した。前回2012年の都知事選では出馬予定だったが、供託金を準備できず出馬を取りやめた。今回の選挙では「供託は終わってます」と述べ、出馬取りやめといった事態にはならない見通し。
(IWJ・石川優)
※1月8日の記者会見の翌日9日、IWJの電話取材に対して山口節生氏は、「供託金は払えたが、他にも選挙資金はかかる」と答え、都知事選への出馬をとりやめることを明かした。
「気さくな人間なので、都知事になったらおもしろいと思うよ」──。
不動産鑑定士の山口節生氏は、8日に都庁で記者会見し、来月9日投開票の東京都知事選挙に出馬することを表明した。前回2012年の都知事選では出馬予定だったが、供託金を準備できず出馬を取りやめた。今回の選挙では「供託は終わってます」と述べ、出馬取りやめといった事態にはならない見通し。
■ハイライト
山口氏は無所属から出馬するのかと記者から問われ、「(政治団体を)今作った」と答えた。名称は『哲学者カントの永遠平和論による軍備放棄の継続及び女王陛下を容認する連絡会』。政治団体名が長いことから、2度3度と記者から確認される場面もあった。
今回の選挙戦での目玉政策について、新国立競技場の見直しを掲げ、 「オリンピックを収益のあるものにする。楽しいものにしてやるよ」と不動産鑑定士の強みを前面にした。また、選挙期間中の街頭演説について、「安倍政権は憲法改正して軍事国家にしようといている。これに反対してきた。これを次々とやっていくよ」と安倍政権を批判していく姿勢を見せた。