2013年12月9日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。海水連続モニタリング装置を福島第一原発の港湾口付近、5-6号機の放水口北側付近、南放水口付近の三カ所に、年度内に一台目を設置したい考えを示した。
2013年12月9日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。海水連続モニタリング装置を福島第一原発の港湾口付近、5-6号機の放水口北側付近、南放水口付近の三カ所に、年度内に一台目を設置したい考えを示した。
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海洋に漏洩した汚染の広がり、程度を調査するため、東京電力、規制庁のほか各省庁は、複数の箇所で定期的に海水を採取し、分析を行っている。東京電力は、流出の程度を調査するため、自動的に連続して海水の核種分析を行う”連続モニタリング装置”の設置を検討し続けている。
本日14時から開催された原子力規制庁・海洋モニタリングに関する検討会第三回で、その検討状況が議題にあがったことから、現在の検討状況について、改めて説明を求める質問がでた。
東京電力は、港湾口付近、5-6号機放水口北側付近、南放水口付近の三カ所に設置、年度内の来春ごろに最初の一台を設置したいという考えを示した。他は少なくとも来年度中というオーダーになると見込んでいる。海中での土木工事や、設置が港湾外なため、波浪等の影響を考えると、工事は難しく、工期も限られるため、竣工まで時間がかかるという見解。
尚、規制庁の検討会では、流出の可能性の高い1~4号機沖の港湾内へ設置することや、東電が説明する測定装置、測定方法について、疑念の意見がでたが、東電会見では特に言及はなかった。
福島第一原発4号機からの燃料移送が行われている。未使用燃料と使用済燃料について、それぞれキャスク一回分の移送を行い、レビューの結果で特に異常がなかったため、今後詳細は会見で公表せず、その都度Webに掲載するようになっている。
本日付けで、キャスクの輸送回数は3回、新燃料22体、使用済燃料44体の合計66体を移送している。特に問題は無く、順調に進んでいるとのことだ。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2013年12月9日
2013年12月8日
2013年12月7日
2013年12月9日
2013年12月8日
2013年12月7日
2013年12月9日