2013年11月11日(月)17時30分から東電定例記者会見が行われた。福島第一原子力発電所構内のタンクエリアで、堰内たまり水が漏洩、更に高線量箇所が確認されたことが発表された。
2013年11月11日(月)17時30分から東電定例記者会見が行われた。福島第一原子力発電所構内のタンクエリアで、堰内たまり水が漏洩、更に高線量箇所が確認されたことが発表された。
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複数のタンクエリアで堰から漏洩、および高線量箇所が確認された。
タンク堰からの溜り水の漏洩はH6北エリアので発生した。東電は目視確認でタンクから漏洩していないことを確認し、さらに近くに排水路がないことから海洋への流出はないと考えている。漏洩した水は土壌ごと回収している。堰内の水を分析したところ、ストロンチウム90が140Bq/Lあるため、一部を地下貯水槽No.7へ移送している。
高線量箇所はH2エリアで二カ所と、H5エリアで一か所確認された。H2エリアではベータ線(70cm線量等量率,5cm距離)が24.5mSv/hと29.5mSv/hであり、H5エリアでは29.8mSv/hだった。いずれも、目視確認でタンクから水の漏洩は確認されていない。
11月中旬から予定されていた4号機使用済燃料プールからの燃料取出しは、規制庁からまだ許可が出ていないため、まだ開始できない状態。東電は、規制庁からの通知待ちであり、いつになるかは、現時点では未定だと述べた。
尚、燃料の移動は核セキュリティに係るため、公表されない可能性がある。IWJ記者が取材したところ、キャスクに収容した状態での移送は事前に公表されない可能性が高いが、事後には公表される可能性がある。また、燃料集合体そのものの吊上げ、キャスクへの収容はプール内での作業であることから、会見でも公表される可能性が高いということだ。
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2013年11月11日
2013年11月10日
2013年11月9日
2013年11月11日
2013年11月11日
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2013年11月11日
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