首都圏反原発連合は18日(金)、18時から首相官邸前、国会正門前、国会周辺に設けたファミリーエリアで、再稼働反対の抗議行動を行なった。
抗議では、福島第一原発を設計した東芝の元技術者、小倉志郎氏が壇上に上がり、「福島の今の状態を見ますと本当に恐ろしくなります。私が放射線管理区域で働いていた時の実感として、今の福島県中通りの汚染の度合いでしたら、全面マスクをしなければいけないと思います」と、福島の現状について警鐘を鳴らした。
共産党の倉林明子議員も国会前に訪れ、「柏崎刈羽原発の職員は1200人体制を維持しているのに、福島第一原発ではピーク時から300人も減らして、柏崎刈羽原発より職員が少ないことをはっきり突きつけて参りました。今、集中すべきは汚染水を漏らさないこと」と報告した。