2013年2月20日(水)14時から、東京都港区の原子力規制庁舎で、原子力規制委員会の田中俊一委員長による定例記者会見が行われた。質疑応答で、田中委員長は、意味のある規制を事業者に課していく上でのコミュニケーションの重要性について意見を求められ、東通原発(青森県)の施設内断層の活動性を巡る、東北電力との討議について言及した。
(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)
2013年2月20日(水)14時から、東京都港区の原子力規制庁舎で、原子力規制委員会の田中俊一委員長による定例記者会見が行われた。質疑応答で、田中委員長は、意味のある規制を事業者に課していく上でのコミュニケーションの重要性について意見を求められ、東通原発(青森県)の施設内断層の活動性を巡る、東北電力との討議について言及した。
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この日の会見は、田中委員長からの報告事項は一切なく、質疑応答のみが行われた。
記者からの「事業者とのコミュニケーションには、難しさがあると思う。外国には、規制をかける前提として、事業者との間の良好なコミュニケーションを重視する考え方があるが」との質問に対し、田中委員長は「事業者とのコミュニケーションを、きちんと取ることは非常に重要。それなくしては、本当の規制にはならない」との認識を示した。
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