2022年11月27日(日)13時30分より、滋賀県近江八幡市の「アクティ近江八幡 多目的ホールにて、「統一教会の政治支配は許せない!-11・27 しが県民集会-」が開催され、前参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏が講演を行った。
序盤に登壇した立憲民主党の徳永久志衆議院議員は、
宗教団体全般が政治に何らかの関わり合いを持つことに全ては否定しない。人々を幸せにするに当たって、心の問題は宗教の様々な教えで解決していきたい。しかし、例えば貧困や障がいの問題は、法律や制度を変えていかないと解決しない。
心の問題は宗教で・政策の部分はそれを理解している議員の方にやっていただきたいと、しっかりと分けておられる団体がほとんどだと思う。しかし統一教会は心の問題・政策の問題・政治の問題が一体化していることが問題であると指摘した。
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有田芳生氏は、統一教会が銃撃事件の山上容疑者を含めて多くの家庭を破綻に追い込み・多額の金を集めてきた経緯を説明し、
統一教会は、教義を政治に浸透させるべく家庭教育支援事業を行い、家庭教育支援条例の制定を果たし、家庭教育支援法の成立も目指して活動してきた。2006年の第一次安倍政権下で、教育基本法も変えられてしまった。その教育基本法をテコにして家庭で道徳の時間を作り、統一教会のやりかたそのものを全国に広げていこうとした。
そこまで統一教会とズブズブの関係にある自民党は、簡単にその関係を断ち切ることができないはずなので、野党と市民による大きな力を滋賀から全国各地に広め、もう一度政権交代を果たしてもらいたいと結んだ。