2020年3月7日(土)13時より、東京都千代田区の東京電力本店前にて、経産省前テント広場、および、たんぽぽ舎の呼びかけにより、「柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!第78回東電本店合同抗議」が行われた。コールあり、東電への申し入れあり、歌あり、和太鼓あり、踊りありのにぎやかな雰囲気の中、様々な分野から195名が参加し、充実した内容の抗議アクションとなった。
冒頭、呼びかけ二団体の代表からあいさつの後、福島の犠牲者への一分間の黙祷が捧げられた。続いて、ルポライターの鎌田慧氏からのあいさつがあり、「原発は存在自体が許されない。原発産業は完全に破綻しており、まったく出口がない。しかし、とにかく儲かれば良いという考えだけで存続しており、それを国が後押ししている非人間的な事業である」と原発を激しく非難した。
鎌田氏に続いて、福島原発被害東京訴訟・原告団長の鴨下祐也氏からのメッセージがあり、「原発事故から9年、これまで、国、東電、東京都に住宅を『打ち切るな、追い出すな、話し合いに応じろ』 と訴え続けてきたが、『福島県が避難者を訴える』というひどい訴訟が、おそらく今月中に提訴されようとしている。避難者が訴えられるというような訴訟をさせてはならない」と訴え、参加者に応援を求めた。
加害者が被害者を訴える⁈ こんな無法がまかり通っていいはずがない。
「これまで、国、東電、東京都に住宅を打ち切るなと訴え続けてきたが、今、『福島県が避難者を訴える』というひどい訴訟が行われようとしている!?」 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469332
@iwakamiyasumi