2019年7月19日(金)17時より東京都港区の新橋駅前SL広場にて、れいわ新選組「れいわ祭2」が開催され、山本太郎代表と全候補者による街頭演説、ゲストとして映画監督の森達也氏、落語家の立川談四楼氏らがスピーチを行った。また、「渋さ知らズオーケストラ有志 with うじきつよし」による唄と演奏、橋本操氏(日本ALS協会副会長)、天畠大輔氏(立命館大学客員研究員)、創価学会婦人部会員らが応援に駆けつけ、支持を訴えた。
ゲストスピーカーとして映画監督の森達也氏は、「本題に入る前に、メディア、テレビ各局来てます。おそらく新聞も各紙来てると思います。これ、いつ放送するんですか。いつ掲載するんですか。選挙終わってから? 何のために。選挙終わってから記事を読んで、ニュースを見て人びとに悔しい思いをさせたいから? だから今報道しないんですか。意味がわからない」と大手メディアの報道姿勢を痛烈に批判しました。
山本太郎代表は、「旗揚げをした理由は、政権を取りに行きたいですよ」と聴衆に呼びかけた。10人の候補しか出していないのに、政権を取るというのはどういうことか。山本氏は次のように説明した。
「この10人では、すぐに政権は取れません。でもこの10人をなんとかみなさんのお力で、多数、できれば全員国会の中に入れていただきますと、永田町に大激震が走ります」
大激震が起こる理由は何か? 山本氏は続けた。「なぜならば、市民の力でできた初めての公の政党となるからです。どこの企業の組織票も団体の票もない。一人ひとりが横につながって、国政政党をつくった、その初めての政党となるからです」と。
こうした既存の政治の仕組みを打破し、一人ひとりのための政治の原則を作り上げようとする試みは、れいわ新選組の候補者が、それぞれが当事者となった問題に取り組む、その道のスペシャリストであることにも表れている。そのような候補者たちによる既存の政治・経済に対する問いかけを受け止め、真摯に報じていくことが、メディアの仕事であろう。まずは本記事全編動画で、候補者およびゲストスピーカーそれぞれの訴えに耳を傾けていただきたい。