2012年2月16日(木)、大阪府庁記者会見室にて松井一郎・府知事の定例記者会見が行われた。大阪府が受け入れを検討している災害廃棄物の処理についてIWJ中継市民が質問、これまでの方針通り府内市町村に向けて協力を呼びかけていく考えを示した。
2012年2月16日(木)、大阪府庁記者会見室にて松井一郎・府知事の定例記者会見が行われた。大阪府が受け入れを検討している災害廃棄物の処理についてIWJ中継市民が質問、これまでの方針通り府内市町村に向けて協力を呼びかけていく考えを示した。
■イントロ
府の災害廃棄物受け入れに係る検討会議の識者から放射性物質には10万人に1人の死亡リスクがあるとの指摘について、「指針とは関係のない内容。喫煙や飲酒でもリスクは上がるし、生きていく上でさまざまなリスクがある。瓦礫処理で危険度が増すとは確定的に言えない」とした。
先日、小出裕章氏を招いて大阪維新の会が行った広域処理の勉強会において小出氏が放射性物質を取り扱う専用の施設で処理を行うべきとしている点について、「どこの施設も放射性物質の取り扱いに対応していないのは当然。受け入れを検討しているのも、一般瓦礫として処理できる廃棄物だ」とし、府が策定した指針で府民の健康への悪影響は回避できるとの認識を改めて示した。
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