「節操を持って、信念を貫く政治家がいた。まだまだ日本には希望がある!」
法政大学教授の山口二郎氏が、立憲民主党が立ち上がったことに対し、一段と声を張り上げて期待を示した。
2017年10月9日、渋谷ハチ公前広場にて、市民連合と立憲3野党の幹事長・書記局長が揃って壇上に並び、連帯を表明する演説を行った。最初に登壇したのが、市民連合からの代表としてマイクを握った山口二郎氏だった。安倍政権が着々と戦争遂行の準備を進め、本当に戦争の危機が迫りつつある今、「独裁と戦争に闘うリベラルが今の日本にもっとも必要とされている」と政治理念「リベラル」の必要性を述べた。
立憲3野党の幹事長・書記局長は、翌10日に公示を迎える今回の衆議院総選挙について、「打倒安倍政権」を真っ先に訴えた。
社民党の又市征治幹事長は、「この政治権力から憲法を守らなければならない」と意気込みを示し、この2年間の安倍政権が行ってきた、特定秘密保護法、戦争法、共謀罪法案の強行採決について「すべて憲法違反!」と喝破した。
共産党の小池晃書記局長は、安倍総理が今回の衆議院の解散を「国難突破解散」と銘打っていたことに対し、「安倍晋三さんが首相でいることがいちばんの国難!」と痛烈な皮肉を放ち、拍手喝采を浴びた。
また、「希望の党」について、10月8日のテレビ討論会で自民党との違いを聞かれた小池百合子代表が、「新しくできた党なのでしがらみがない。それから受動喫煙防止です」と答えたことをとりあげ、「それしか違わないなら自民党とまったく同じ! 政治を変えることはできない!」と批判。「政治を国民の手に取り戻す! 主役は市民です!」と呼びかけた。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は、2年前の2015年に安保法案が強行採決された当時を振り返り、「多くの市民が反対したが、この安保法制のコミュニティだけでは、安倍政権は倒れない。周りの友人など多くの市民を巻き込んでほしい!」と訴えた。立憲民主党については、「新しい政党だが、理念も政策も経験も腹の底からこの国を変えたいという思い。力を貸してほしい」と呼びかけた。
途中で、主催者と参加者でプラカードを掲げ、「安倍改憲は許さない!」「戦争したがる政府はいらない!」「立憲野党は共闘!」とコールも起こった。
後半は、「安全保障関連法に反対する学者の会」「改憲問題対策法律家6団体連絡会」「安保関連法に反対するママの会」から発言があり、「AEQUITAS (エキタス)」「未来のための公共」から若い世代が訴えた。
この日の街宣は、「みんなのための政治を、取り戻す」と題した市民連合の、10月7日、8日、9日と3日間連続の街宣の最終日にあたった。3日間を通して、日本共産党・立憲民主党・社民党の立憲3野党が集まり、声をあげた。
10月7日(土)は新宿駅西口にて、社民党の福島みずほ副党首、共産党の吉良よし子参院議員、立憲民主党の海江田万里候補と市民が演説。 8日(日)は、新橋のSL広場前にて、社民党の吉田忠智党首、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表の3野党党首がそれぞれ登壇し、市民と共に声をあげた。
10月18日の前川さんの福島での演説
usenの音声、ヴォリュームをあげてもほとんで
聴きとれなく残念です。
パソコンにはボースの補助スピーカーをつけてます。
どうすればいいのでしょうか?
選挙中リベラルの受け皿放送、
スタッフ皆さまのご活躍応援します。