政治資金規正法違反事件で、小沢一郎民主党元代表に対し、強制起訴議決を出した東京第5検察審査会。
その検審に対し、特捜部が提出していた捜査資料リストの中には、元秘書・石川議員を取り調べた田代検事が作成した、実際にはなかったやりとりを含んだ虚偽の報告書も含まれていた。また、証拠改ざん事件で実刑確定となっている前田恒彦元検事は、「裏金授受を否定した建設業者の事情聴取のメモ」が70通存在するが、検察審に提供されなかったとほのめかしている。
これらの事態を受け、郷原信郎弁護士は、2012年2月10日(金)、自身の事務所である名城大学コンプライアンス研究センターにて記者レクを行い、集まった記者らに考えを述べた。