2015年4月8日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。関西電力美浜原子力発電所の敷地内破砕帯の有識者会合にて、有識者間で考えの一定の方向性が示されたことから、新規制基準適合性審査も進める方針を了承した。
2015年4月8日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。関西電力美浜原子力発電所の敷地内破砕帯の有識者会合にて、有識者間で考えの一定の方向性が示されたことから、新規制基準適合性審査も進める方針を了承した。
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「美浜発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」にて、有識者の間で美浜原発の敷地内破砕帯が「後期更新世以降の活動を明確に示す情報はない」という一定の方向性がまとまったことから、この日の午前に開催された2015年度第2回原子力規制委員会で、適合性審査も一歩進める方針が確認された。
有識者会合では、敷地内破砕帯の「活動を明確に示す情報はない」が、「活動を否定しきれるものでもない」という状況。会合主査の石渡明委員は、「さらなるデータの拡充が求められている」とコメントしている。破砕帯に関しては、まだ議論の余地があり、有識者会合でも継続して検討を続ける考えだ。