全国の選挙区で、一部の野党は候補者を一本化するなどの選挙戦術を展開しているが、日本共産党、次世代の党はこれに難色を示してきた。民主党と維新の党が候補者を一本化した神奈川5区でも、次世代の党は学習塾代表の河野敏久氏を擁立。12月7日、「ニッポンよ永遠であれ」をスローガンに、神奈川県横浜市の戸塚駅で街頭演説に立った河野候補は、「日本人」というワードを連呼した。
従軍慰安婦問題や、小笠原諸島でのサンゴ密猟に言及し、隣国に物申せる外交力の必要性を叫んだ。そのほか、「日本人の数を増やす」対策として、子育て世代への最大限の税制措置を挙げ、希望すれば誰でも大学に通える教育支援のシステム作りを訴えた。
- 日時 2014年12月7日(日) 12:00~
- 場所 戸塚駅(神奈川県横浜市戸塚区)
※以下、発言要旨を掲載します
日本人の誇りを取り戻せ「10%増税反対、日本人の人口を増やす税制措置を、年金減額は許さない」
河野敏久候補「『ニッポンよ永遠であれ』と訴えている。消費税10%は許さない、突き飛ばせ。再生可能エネルギーの成果を高めて、減らせCO2、増やせ雇用。
小笠原諸島のサンゴを捕る国に対しては、毅然たる態度を取るべきだと、強く外務省に申し入れている。次世代に誇れるニッポンを残すために、全力投球宣言。ニッポンの誇りを傷つけた、某新聞社の従軍慰安婦報道問題も厳しく追及してきた。
ASEAN諸国やバングラデシュ、インドと仲良くして、中国の覇権主義に強い力を訴えて行きましょう。日本人の命と誇りを守る政治。はっきり、近隣諸国に物が言える政治、発言力がある外交を展開すべきだと考えている。
自民、公明が圧勝すれば、消費税は10%に増税されます。私たちの生活を脅かすアベノミクス。株のアップまでは良かったが、それ以降、極度な円安によって私たちの生活は非常に厳しくなっている。次世代が安心して暮らせるような街を政治を作りましょう。
ジャブジャブとお金をくれる経済団体がいる自民党。人海戦術でばんばん動く労働組合がある民主党。この三党合意による消費税アップが景気を悪くした。今度は10%アップの消費税。広く、アベノミクスが国民の隅々まで行き渡るまで、増税は許さない。
いじめや虐待も絶対に許さない。格差社会という言葉を辞書から消すため、全力で駆けめぐっていく。公務員の給料25兆円の5兆円を減らす努力をすべき。子供を持つ家庭は最大限の税金の優遇措置をするべき。ニッポン人を増やせと訴えている。青少年が希望すれば大学に行けるシステムを徹底的に作る。日本の科学技術を推進していく。
今の景気回復対策は、国民目線に立っていない。実感できない景気回復にメスを入れていく。アベノミクスには軌道修正が必要だ。訳の分からない民主党の経済対策よりはましだが、今度は円安対策で、減った部分のお金を補填せよ。日本郵政の株8兆円を売り飛ばせ。
負担を国民にお願いする前に、まず、政府、政治家が身を切る改革をせよと声を大にして訴えていく。この日本を築き上げてきたシルバー世代が困るような老後を押し付けるような年金減額はしない、させない、許さない」