2012年5月19日(土)、大阪市北区のPLP会館で行われた、シンポジウム「現地から考える地方自治の危機と希望」の模様。
( IWJ大阪・松田)
2012年5月19日(土)、大阪市北区のPLP会館で行われた、シンポジウム「現地から考える地方自治の危機と希望」の模様。
■ハイライト
地方自治体の首長を務めた各パネリストが、自身の経験を交えて地方自治の問題点とその解決について展望を提起した。
またそれぞれの立場から橋下市政の問題点について言及。平松氏は「橋下市長は問題の核心のすり替えが上手い。それに迎合するマスメディア、この2者がある限り人気を続く。しかし疑問を持つ人たちが少しずつ行動していけば、変わっていくだろう」、佐藤氏は「道州制を持ちだしたことに不穏なものを感じる。日本は大変なことになるという危惧をもって臨む必要がある」、伊波氏は「大阪で起こっていることは全国で起こりうる。そういう危機感を労組も持ち、若者の雇用不安などに対応する制度づくりをしていくなど、問題に対応していく必要がある」と、それぞれ述べた。