梅雨の晴れ間、快晴の新宿で6月14日、「ファシズム許すな! 安倍政権打倒デモ」が決行された。「怒りのドラムデモ」が主催するこの抗議行動は、5月24日に続き2回目となる。
この日、デモ隊は柏木公園を出発し、新宿駅周辺を約2.4kmにわたって1時間練り歩いた。ドラムの音とともに、参加者らは「安倍は辞めろ」、「憲法を壊すな」と怒りのコールをくり返した。参加者数は主催者発表で約700人。5月24日に同じ新宿で行われた第一回デモより、倍以上に増えた。
終了後、主催者の男性は、「今回、集団的自衛権の解釈改憲が取っ掛かりとなった」と話し、「『安倍政権打倒』、このワンイシューでやりたいと思っている」と抗議の主旨を語った。
「たとえ20日に閣僚会議があったとして、もし閣議で(憲法解釈変更が)決まったとしても、どうせ法整備でグダグダやる。そのときに押し返してやりましょう。ここで負けることはない。勝ちにいきましょう」
男性はこのように述べ、今後も安倍政権打倒に向けて、抗議を展開していく意気込みをみせた。