2013年12月4日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一4号機の燃料取出し作業で、燃料交換機の操作という特殊な技能を持つ技能者は、元々多く居るため、全燃料の取出し完了まで人員確保に問題は無いという考えを示した。
2013年12月4日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一4号機の燃料取出し作業で、燃料交換機の操作という特殊な技能を持つ技能者は、元々多く居るため、全燃料の取出し完了まで人員確保に問題は無いという考えを示した。
■全編動画
尾野昌之原子力・立地本部長代理は、回答を保留していた以前の会見の質問に回答する形で、福島第一4号機からの燃料取出し作業に、充分な専門技能者を確保できるという考えを示した。
4号機燃料取出し作業は1チーム6人規模で、全6チームを作っている。一つのチームの中で、燃料取扱機を操作する専門技能者が二名居る。
震災前に東電は全17プラントの原子力発電所を運転しており、その燃料交換のため作業経験者が多数おり、その中から4号機の燃料取出し作業のために訓練を行っている。まだまだ作業者の増員ができるということだ。
No.1-16と呼ばれる、原子炉建屋1,2号機間の海側にある、地下水観測孔からサンプリングし分析した結果、11月28日の採取からトリチウムが110万Bq/L、12月2日の採取から130万Bq/Lという高い値が検出された。
このことに対し東電は、最近高い値が出続けている中での現象であり、山側にある、かつて漏洩した可能性のあるトレンチの影響の可能性を示した。しかし、個々の所を具体的に分析しきるほどのデータがないため、もう少し良くみていく必要がある、という考えである。
1,2号機間のシルトフェンスの内側の海水サンプリングの分析結果から、セシウムの濃度が上昇傾向に見えると会見参加記者が質問した。東電は、海側遮水壁の設置により、海域が閉鎖されたつつあるため、上昇しているように見えるのでは、という考えを示した。
■■■■■■
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2013年12月4日
2013年12月3日
2013年12月4日
2013年12月3日
2013年12月3日