2013年11月22日17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一4号機使用済燃料プールからの燃料取出し作業は、本日17時17分に1回目の作業が完了、新燃料22体が共用プールへ移送された
2013年11月22日17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一4号機使用済燃料プールからの燃料取出し作業は、本日17時17分に1回目の作業が完了、新燃料22体が共用プールへ移送された
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11月18日から始まった、福島第一4号機使用済燃料プールからの燃料取出し作業の1回目のキャスク移送が完了したことが発表された。
4号機使用済燃料プールから新燃料22体をキャスクに入れ、キャスクを共用プールへ移動させた。その後、燃料をキャスクから共用プール内の燃料ラックへ格納する作業を13時3分から開始し、17時17分に作業が完了した。
東電の発表によると、今後、キャスクを共用プールから除染ピットと呼ばれる場所に移動し、キャスクを純水で洗い、容器の中の点検、外面の除染、リークテストを行ったのち、次の燃料移送に使用する予定だということだ。
4号機の使用済燃料プールにある燃料を、より安全性の高い共用プールへ移送する作業を行っている。共用プールへ移送した後、燃料はどうするのか、東電によると現時点では決まっていないという。また、燃料を取出した後の4号機のプールは、当面の間は保管する考えだということが分かった。
ALPS(多核種除去設備)は3系統あり、汚染水を使用したホット試験を行っている。しかし、放射能を除去する運転は2系統しか行っていないことがわかった。1系統は待機状態だいうことだ。東電によると、ホット試験は性能を発揮するかどうかで判断するため、試験を行う”期間”は明確にはきまっていないということだ。
1,2号機建屋の海側にある、№1-16と呼ばれる地下水観測孔のデータに誤りがあったことがわかった。地下水位を補正するにあたり、基準点の標高が誤っていた。これまで本当の水位よりも36センチ低く示ししていたということだ。ただし、正しく補正した後でも地下水位は充分に低く保たれており、薬注遮水壁の越流といった心配はないと東電は説明している。
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2013年11月22日
2013年11月21日
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