記事一覧(公開日時順)

ALPSでの漏えいは「作業者間の連絡ミス」~東電定例会見 2014.4.18

記事公開日:2014.4.18取材地: テキスト動画

 2014年4月18日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。ALPSのHIC(高性能容器)からの漏えいは、「作業者間の連絡ミス」だという原因が判明するも、建屋地下間の汚染水誤移送の原因はいまだ調査中であり、環境への影響評価も不明瞭の状況だ。


Xバンドレーダー「運用開始は年末、米軍人は20名」 ~防衛省説明、アジア情勢次第で予定の「前倒し」も 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: テキスト動画

 2014年4月17日、京都府京丹後市の峰山小学校で、防衛省による航空自衛隊経ヶ岬分屯基地への米軍TPY-2レーダー(Xバンドレーダー)配備計画に関する住民説明会が、京丹後市の主催で行われた。

 夜間にもかかわらず、米軍基地ができることに不安を抱える地元住民が大勢参加。年末にはレーダーの運用が開始されることや、京丹後市に入ってくる米軍人・軍属の具体的な人数などについては、この日以前に、基地と隣接する集落(丹後町宇川)で開かれた説明会でも発表されている既知の情報であるため、参加した市民の間に特に驚いた表情は見られなかったが、質疑応答では、軍人・軍属による事件や事故を心配する声が、かなり上がった。


【特別寄稿・築地移転問題】「大根2本」のゆくえ!? ー豊洲新市場、物流計画の「崩壊」ー (中澤誠 東京中央市場労働組合書記長) 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: テキスト

 まずは下記にある図面をご覧いただき、豊洲新市場を頭の中でよーく思い描いていただきたい。

 主人公は都内下町で寿司店を経営するご主人”Aさん“としよう。この日の朝も、Aさんはいつものように懇意の仲卸でマグロから仕入れを始め、次の店では白身魚を活〆にしてもらい、アジ・サバ・イカ・ウニや穴子、貝類等の種もの、卵焼き、カマボコ等々を買ってから、豊洲新市場・水産部仲卸の4階(6街区)駐車場の車に戻った。30分ほどで全ての商品が仲卸から配達され、それを確認した時にAさんは、はたと気づく。

 「そういえば、”つま“を買っていない・・・!」


【IWJブログ】小保方氏記者会見の一問一答 岩上安身による質問部分を詳細報告 2017.4.17

記事公開日:2014.4.17 テキスト

 はたして「悪意」はあったのか――。4月9日(水)、理化学研究所により、STAP細胞に関する論文を「捏造」したと認定された小保方晴子氏が、不服申し立てを行う記者会見を大阪市内で行った。

 世間から大きな注目が集まったこの会見に、レギュラー出演しているテレビ朝日の「モーニングバード」でコメントした岩上安身も出席。岩上安身は4月7日(月)夜、小保方氏の代理人である三木秀夫弁護士に独自取材し、これまで博士論文から流用されたとされていた画像がミーティング用のパワーポイントからのものであったこと、そしてそれが、理研による推論であることをつかんでいた。


質疑初日、国民投票法改正案にNO! ~改憲手続き法はいらない 4・17緊急国会前集会 2014.4.17

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 衆議院憲法審査会が、改憲手続き法(国民投票法)改正案の質疑に入った4月17日正午、衆議院第二議員会館前で、「改憲手続き法はいらない 4・17緊急国会前集会」が開かれ、約50人の市民が集まった。

 改憲に反対する、日本共産党の笠井亮衆議院議員が集会に駆け付け、午前中に行なわれた質疑の様子を報告した。


第96回 沈黙のアピール 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: 動画

 2014年4月17日(木)14時より、福島市の福島県庁で、「沈黙のアピール」(代表・佐々木慶子氏)による福島県との交渉が行われた。冒頭、来日中のベラルーシとドイツの市民団体のメンバーが、原発のない平和な世界を祈って作った折鶴とドイツ・ロットバイル市の市長からのメッセージを福島県に贈呈した。


目標値を超えた汚染水を他の水と混合して濃度判定することが発覚~東京電力記者レク「地下水バイパス揚水井のサンプリング結果について」 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: テキスト動画

 2014年4月17日18時より、原子力規制庁記者控室にて、「地下水バイパス揚水井のサンプリング結果について」の記者レクが開かれた。No.12の井戸から運用目標を超える1600Bq/Lのトリチウムが検出されたが、他の井戸の揚水を混合して濃度判定をすることが明らかになった。


東海第二原発再稼働に向けた適合審査に関する日本原電による説明会とそれに対する抗議行動 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17取材地: 動画

 東海第二原発の再稼働に向けて原子力規制委員会へ申請する適合審査に関し、日本原子力発電は17日(木)、周辺11市町村の首長への説明会を開いた。会場の茨城県市町村会館前には、再稼働に反対する人々が集まり、抗議の声を上げた。


【IWJウィークリー46号】台湾とウクライナ ~2つの「ひまわり」の明暗 /核安全保障サミット衝撃の舞台裏/IWJが追った一週間をダイジェストで振り返る(ePub版・PDF版を発行しました!) 2014.4.17

記事公開日:2014.4.17 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー46号【PDF版・全192ページ】がご覧になれます。

 岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」。急遽台湾入りした岩上安身による、国会「退去」のドキュメント記事や、状況が酷似しつつ明暗を分けたウクライナの現状など、今号の「ニュースのトリセツ」は必見です。

 また、オランダのハーグで行われた核安全保障サミットで、現地取材を行ったスタッフが見た衝撃(溜息)の舞台裏ルポや、しれっと進む恐怖の「派遣法改正」問題についての世界一分かりやすい解説寄稿など、ボリューム満載でお送りします。ぜひ、ご覧ください。


理研の笹井副センター長が会見。3つの根拠示し「STAPある」 ~謝罪は役割範囲強調で「責任論」への言及少なく 2014.4.16

記事公開日:2014.4.16取材地: テキスト動画

 STAP(スタップ)細胞論文の不正問題で、最後のキーパーソンと言われている共同著者の1人、理化学研究所の笹井芳樹副センター長が、4月16日、都内で記者会見を開いた。1月末に発表された論文に疑惑が生じてから、笹井氏が報道陣を前にするのは、これが初。記者会見が遅れた理由については、「理研の調査委員会に協力していたため、4月に入るまで許可が出なかった」と弁明した。

 笹井氏は、万能細胞(胚性幹細胞(ES細胞))研究の第1人者として世界的に有名。STAP細胞研究では、論文の執筆で小保方晴子氏(理研ユニットリーダー)を支援した。先般の理研調査委の最終報告では、「研究不正行為はなかったが、データの正当性と正確性などについて、自ら確認することなく論文投稿に至っており、その責任は重大である」との認定が下されている。


安倍総理側近が語る「積極的平和主義」の展望と問題点 ~NHK経営委員 長谷川三千子氏 外国特派員協会記者会見 2014.4.15

記事公開日:2014.4.16取材地: テキスト動画

 安倍政権が昨年12月に閣議決定した外交・防衛政策の基本理念である「積極的平和主義」について、埼玉大学名誉教授でNHK経営委員を務める長谷川三千子氏が、4月15日、日本外国特派員協会で会見を行い、英語による基調講演と質疑応答を行った。

 長谷川名誉教授は、政治評論家として、「戦後世代にとっての大東亜戦争」(1983)など、日本の戦争観を問う数々の論文を発表し、保守派の論客の一人として知られている。また、政治思想的に安倍総理と近く、安倍内閣を支援し、助言する立場の人物としても知られる。


「貧乏人は水を飲むな」は対岸の火事ではない ――政府が進める水道料金値上げと完全民営化 ~マスコミが一切報じない我が愛すべき「麻生さん」の「水道民営化」発言(佐々木隼也の斥候の眼) 2014.4.16

記事公開日:2014.4.16 テキスト

※本稿は、IWJ会員無料メルマガ「IWJウィークリー」第27号(2013年11月30日発行)より転載したものです。会員登録はこちら

 一部の若者層やネトウヨの心をがっちり掴んで離さない、麻生太郎副総理が2013年4月19日、米ワシントンDCにある超党派シンクタンクCSIS(米戦略国際問題研究所)での講演で、「日本の水道を全て民営化します」と宣言してから半年、この件について触れたマスコミはほとんどない。


「親族すべてが腫瘍や甲状腺がんに。健康な者は1人もいない」 〜ベラルーシとドイツの市民が福島を訪問 2014.4.16

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 「汚染地域で生まれた子どものうち、健康な子は20%しかいない。残りの子どもたちの中には、免疫が低下する『チェルノブイリ・エイズ』も多い。甲状腺がん、遺伝子異常、腫瘍が多く発症している」──。

 2014年4月13日から20日まで、ベラルーシとドイツから、チェルノブイリの子どもたちへの支援や環境問題などに取り組んでいる市民団体のメンバー12名が来日し、広島、東京、福島を訪問。東日本大震災と原発事故後の現状を視察し、経験の共有と交流を行った。


ALPS洗浄作業中に約1トンが漏えい~東電定例会見 2014.4.16

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 2014年4月16日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。通常使用していない仮設ポンプが動作していたことによる、建屋地下滞留水の誤移送について、2013年11月ごろから当該仮設ポンプが動作していた可能性もあることが発覚。一方で、ALPS-B系の洗浄中にHIC(高性能容器)から約1トンがオーバーフローしたことが報告された。


福島第一で続く事故に対し、「作業者が疑心暗鬼になる職場では、廃炉工程も進まない」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.4.16

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 2014年4月16日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。福島第一原発で事故が続いていることについて、「労働環境が悪い、疑心暗鬼を生むような犯人探しで安全確保につながるのかは、よく考えないといけない」とコメントした。


「もんじゅ」の対応に規制委「徹底的に対応しないといけない」~2014年度 第4回原子力規制委員会 2014.4.16

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 2014年4月16日10時30分より、2014年度第4回原子力規制委員会が開催された。もんじゅに対する次回以降の保安検査について、規制委はJAEAが業務改善途上にあるとの認識を示し、その上で検査にあたるとした。田中俊一委員長は、「もんじゅについては徹底的に対応しないといけない」と厳しい姿勢で臨む態度を示した。


PC遠隔操作事件 元同僚が証言台に立つも「調書と話が違う」 ~第6回公判後記者会見 2014.4.15

記事公開日:2014.4.15取材地: テキスト動画

 PC遠隔操作事件の第6回公判が4月15日に開かれ、右陪席裁判官の交代に際し、弁論の更新手続きが行われた。片山祐輔被告のプログラム開発能力に関する尋問は、この日で終了。本公判では、片山氏の元同僚が証人尋問され、弁護団らが公判後、司法記者クラブで記者会見を行った。


トラブルの調査、報告を東電任せにする規制庁の姿勢が露呈~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.15

記事公開日:2014.4.15取材地: テキスト動画

 2014年4月15日(火)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発で発生した、ポンプの誤動作による滞留水の流入問題について、規制庁は原因究明と再発防止策、汚染水の回収を指示していることが報告された。


国家戦略特区で経済社会の構造改革を推進 規制緩和によって崩される国民生活 2014.4.15

記事公開日:2014.4.15取材地: 動画

 個人有志らで構成される「TPPに反対する人々の運動」は、4月15日(火)、2014年最初の連続講座の第一回目として、前大田区議の奈須りえ氏を講師に招き、「規制緩和の突破口としての『戦略特区』」と題する集会を開催した。


カジノは社会に弊害をもたらす――カジノ法案反対グループ設立集会 2014.4.12

記事公開日:2014.4.15取材地: テキスト動画

 カジノ解禁は何をもたらすのだろうか。「カジノ法案」(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)は今国会での審議入りを待つ状況である。この「カジノ法案」に反対する弁護士グループが「カジノ賭博場設置反対連絡協議会」を立ち上げ、4月12日に設立総会及び記念集会が開かれた。