東京電力が発起人を務める福島復興推進企業連絡協議会(仮称)が、企業11社により設立され、11月18日に東京電力本店で設立総会を開いた。
総会の冒頭で挨拶した東京電力の廣瀬直己社長は、「風評被害については、(東京電力として)賠償を行いつつも、少しでも軽減し、この取組みを通して福島の復興を一日でも早く実現したい」と抱負を語った。
公示まで:残り10日
投開票まで:残り22日
11月22日、維新の党は衆院選における自民党一強の流れを警戒し、13の分野にわたる「改革メニュー」を提示、抗戦姿勢を見せた。
そのなかで、脱原発をはじめとする安倍政権へのアンチテーゼを掲げ、アベノミクスの効果を否定的に評価する一方、集団的自衛権については、「憲法下で可能な『自衛権』行使のあり方を具体化し、必要な法整備を実施する」とした。
増税をして長続きした政権はないといわれる。それをあえて目指そうとする安倍総理。2017年4月に1年半先送りした消費税率10%への引き上げについて国民に信を問うとし、21日に衆議院を解散させた。同日の会見で安倍総理はこれを「アベノミクス解散」と自ら命名。自身の経済政策の是非を総選挙で争う考えを強調した。
安倍総理の行動は自信からくるものだろう。しかし、経済アナリストで日本金融財政研究所所長の菊池英博氏は、自民党の勝利はそうたやすいものではないと見る。とくに消費税に対する国民感情は「きついもの」だと菊池氏は話す。
※テキストを加筆しました!(2014年11月27日)
2014年11月21日(金)、東京都庁にて舛添要一 東京都知事による定例会見が行なわれた。
東京都の舛添要一知事は11月21日、定例の記者会見を行ない、2011年から2012年の参議院議員時代に、自身が代表をつとめる政治資金管理団体が政治資金で絵画や漫画「クレヨンしんちゃん」を購入していたことについて、釈明した。
※ サポート会員の方は、IWJウィークリー73号【PDF版・全108ページ】がご覧になれます。
岩上安身と IWJ 記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けします!
ダイジェストながら、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。
公示まで: 残り11日
投開票まで:残り23日
安倍総理は21日、衆院を解散。首相官邸で記者会見を行い、今回の解散を「アベノミクス解散」と命名した。
11月21日(金)、衆議院が解散された。安倍総理はこの日の夕方、記者会見し、「この解散は、アベノミクス解散だ」と述べ、今回の選挙の争点がアベノミクスの是非であることを強調した。
衆議院の解散は、一般的に、総理大臣の専権事項であると理解されている。実際、「解散風」が吹き始めた11月上旬以降、報道陣から解散の時期について聞かれた安倍内閣の閣僚たちは、「解散は、首相の専権事項だ」という回答を繰り返した。
しかし、今回の安倍総理による衆議院の解散には、憲法上、重大な疑義があるのではないか――。そう疑問を呈するのが、弁護士の郷原信郎氏である。郷原氏は、11月17日付けの自身のブログで、「今回の解散は憲法が内閣に与えている衆議院解散権という点からも、問題がある」と記している。
なぜ、今回の解散について、憲法上の疑義があると言えるのか。そして、解散総選挙でアベノミクスの是非を問うことに、どのような問題があるのか。11月21日(金)、岩上安身が郷原氏に緊急インタビューを行った。
衆議院解散を受け、民主党の蓮舫・参議院議員が愛媛入りし、11月22日(土)19時より、急遽開かれた永江孝子・元衆議院議員との集会「ふれあいトーク with 蓮舫&孝子」に出席した。
衆議院が解散された中、11月22日(土)18時より、京都市で「安倍やめろデモ@京都」が行われた。安倍政権下での非正規雇用の増大や大企業優遇、消費税増税、解釈改憲などに反対して、およそ170人が3連休で賑わう夜の京都の町を練り歩いた。デモ終盤には参加者複数人が沿道の物陰からエアガン(BB弾)で打たれる事件があり、主催者は被害者へ警察への届け出を呼びかけた。
神戸市で、11月22日(土)15時より「消費税増税反対デモ@神戸」が行われ、「消費税上げるな。生活壊すな」のコールとともに、延期ではなくさらなる消費税増税をやめるよう訴えた。この日は18時から京都で安倍首相の退陣を求めるデモも行われ、神戸から京都へデモのはしごを行う参加者もいた。
11月22日(土)、大学祭「11月祭」開催中の京都大学吉田キャンパス(京都市左京区)で、14時より京都大学社会科学研究会ピース・ナビが主催して「山本太郎 TALK LIVE in 京都大学 ~日本の未来・若者の未来~」が開かれた。
沖縄県名護市辺野古の基地建設現場で仮設桟橋の建設などを警戒する11月22日(土)朝の海上抗議行動の模様を配信した。この朝、海上での作業は行われず、警備側の黒いゴムボートの陸揚げなどのみ確認された。辺野古移設に反対する翁長雄志氏が知事選に勝利した沖縄では、12月9日の仲井真知事任期満了を前に、11月21日に埋め立てに抗議するカヌー隊19人が海上保安庁に拘束されるなど辺野古での警備が強化されている。
毎週金曜日に京都市下京区の関西電力京都支店前で行われている「キンカン」脱原発抗議行動が11月21日(金)17時から行われた。特にこの週は、すでに運転開始から40年になろうとする関西電力高浜1・2号機をさらに20年運転延長する申請を関西電力が行う見込みであることが報じられたのを受けて、これに反対するプラカードを持ち寄るアクションが行われた。より新しい高浜3・4号機は、川内に次いですでに原子力規制委員会での新規制基準審査が大詰めを迎えている。
※IWJの取材活動が継続できますようどうかご支援をよろしくお願いいたします。
ご寄付・カンパはこちらから
IWJ定額会員へのご登録はこちらから
2014年11月21日(金)19時から原子力規制庁記者控室にて、海水配管トレンチの止水工事やサブドレンピットの状況について記者向けの説明会が行われた。東京電力は「止水は完全ではないが、一定の効果はある」と評価。止水ができなくてもトレンチ水平トンネル部分へグラウド充填を開始することを発表した。